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阿部泰治のパテック論 ~第80回~ 「Ref.5980/1R-001」 『ノーチラス ・クロノグラフ TIFFANY&Co.』18KRG

本日はまたまた超希少な【パテック・フィリップ】『ノーチラス』と【TIFFANY&Co.】のWネーム「Ref.5980/1R-001」が入荷致しましたので、ご紹介したいと思います。以前にも増して【パテックフィリップ】のWネームモデルは価格が上がっており、今後のことを考えると非常に楽しみな1本です。是非最後までお楽しみください。

【目次】
◆ 【パテックフィリップ】と【TIFFANY&CO.】
◆ 「Ref.5980/1R-001」 『ノーチラス ・クロノグラフ TIFFANY&Co.』18KRG
◆ まとめ

【パテックフィリップ】と【TIFFANY&CO.】

まず初めに、【パテックフィリップ】と【TIFFANY&CO.】の歴史について、簡単に触れたいと思います。

両社の歴史は深く、1851年から現在に至るまで【パテックフィリップ】の時計をアメリカ国内における【TIFFANY&CO.】ブティックで取り扱っております。あまり知られていないかもしれませんが、【TIFFANY&CO.】は【パテックフィリップ】のアメリカ国内での最古の小売業者であります。

2001年には、パートナーシップとなって150周年を祝い「T150 Ref.5150」をハンターケースにアニュアルカレンダーを搭載し、発表いたしました。

また、2008年にはニューヨーク5番街にある【TIFFANY&CO.】の旗艦店の中に、米国内初となる【パテックフィリップ】サロンがオープンし、2013年には5周年を記念したアニュアルカレンダー「Ref.5396G」【TIFFANY&CO.】特別仕様が限定で発表されています。

2000年頃までは【TIFFANY&CO.】Wネームは希少ではあったものの、販売価格もそこまで高くなく、まだ買いやすかったかと思います。更に言えば、『ノーチラス』の中でも一番人気モデル「Ref.5711/1A」でさえ、新品が250万円程で販売されており、しかもなかなか売れなかったと記憶してます。今思えば、あの頃に戻って買いに行きたいくらいですね。(笑)

このように、昨今異常なまでも過熱している【パテックフィリップ】のスポーツモデル、並びに【TIFFANY&CO.】Wネームモデルですが、深い歴史のもと、お互いの関係性があってこその付加価値が付いているといえます。

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ロレックス デイトナ URL 2023年07月29日(土)08時29分 編集・削除

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