興味深いことに現代の時計は、時計の性能の基本的な要素にユーザーが直接影響を与えることができるものはほとんどない。考えれば考えるほど、これは奇妙なことだ。機械式時計の魅力に惹かれているのであれば、少なくとも高級時計ブランドはこの点についてもっと努力すべきだと考える人はいることだろう。そうではなく、高級時計は価値を妥協したデザインや、ユーザーを可能な限り排除した機械的な解決策に重点を置いてきたのだ。リシャール・ミルほとんどの時計はその複雑さに関わらず、ムーブメントに直接影響を与えるという意味では、時計をセットすることしかできない。
RM 011 Felipe マッサー フライバック クロノグラフ メンズ リストウオッチ
型番 RM011-RG
ジェンダー 手巻き
ムーブメント マグネシウム・アルミニウム
素材 メンズ
文字盤 サファイア クリスタル
サイズ 縦48mm×横39mm
機能 24時間表示
付属品 ギャランティ、純正箱 内箱、外箱
成功者の証、成功をもたらす腕時計
成功者の証ともされるリシャール・ミル。
また、持ち主に成功をもたらしてくれるラッキーアイテムと呼ばれることもある。
ラファエル・ナダルはRM011を受け取り、その後全仏オープンで優勝。
バッバ・ワトソンもマスターズで優勝した時は必ずリシャール・ミルを腕に装着していた。
またロベルト・マンチーニもリシャールミルの時計を着けて臨んだ試合で後半ロスタイムに逆転優勝するなど、持ち主に成功をもたらしてくれる。
結局のところ、機械式時計にとって最大の危険はその所有者(あるいはさらに悪いことに、無能な時計職人)にあるわけなのだ。しかし、巻き上げローターの性能のような基本的なものを調整できることは、満足のいく追加機能であり、厳密には必要ではないかもしれないが、時計から得るべきもの、つまり楽しむことを可能にしてくれるのだ。